ルメール 自己最速年間100勝、土日12連敗も函館メインで決めた

[ 2021年7月5日 05:30 ]

自己最速の年間100勝を達成したルメール(撮影・千葉茂)
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 クリストフ・ルメール(42)が4日、自身最速でJRA年間100勝を達成した。これまでは昨年の7月12日が最速。これで7年連続7回目の年間100勝達成となった。

 ルメールが記録を更新したのは函館メイン、11Rの巴賞。2番人気のサトノエルドール(牡5=国枝、父ディープインパクト)に騎乗。スタートでダッシュがつかず後方からのレースになったが、向正面で3番手まで進出。4角で2番手から抜け出しを図るマイネルファンロンに並び掛けると、首差競り落とした。「いつも通りスタートは遅かったけど、1角からハミを取ってくれた。ペースが速くなかったのでポジションを上げていった。ブリンカーの効果でずっと(集中して)頑張ってくれた」と愛馬を称えた。

 今回は苦しんだ100勝到達だった。土曜は全て1、2番人気の馬に騎乗しながら7戦全敗。この日も上位人気馬に騎乗しながら5連敗。やきもきさせたがメインレースで白星をつかみ取った。「うれしく思います。今年の勝利のペースはいつもより速い。北海道のファンにエスコートしてもらって、たくさん勝ちたいです」とコメント。今週苦しんだ分、次週以降に勝ち星量産の機運ありだ。

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2021年7月5日のニュース