【大阪杯1週前追い】サリオス逆襲へ手応え 初コンビ松山背にWコース猛時計

[ 2021年3月26日 05:30 ]

併せて追い切る松山騎乗のサリオス(左) (撮影・西川祐介)
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 打倒コントレイル。「第65回大阪杯」(4月4日、阪神)に出走するサリオス(牡4=堀)が初コンビの松山を背に1週前追い切りを行った。Wコース5F65秒2~1F12秒0の猛時計。5馬身先行したカフェクラウン(5歳3勝クラス)に内から並びかけ、余裕のある手応えで1馬身先着した。鞍上は「道中しっかり折り合いがついた。操縦性、瞬発力、いろいろなものを兼ね備えている。いいイメージを持ってレースに臨める」と充実の初コンタクトを振り返った。

 見守った堀師も「弱点の右トモ(後肢)の状態がこの馬としてはいい。しっかり動けて、息も良くて、ほぼ競馬の準備は整った」と好仕上がりに納得。同世代の3冠馬とはダービー以来の直接対決。「一線級相手の2000メートル。乗り方に工夫をするなど、うまくやらなければいけない」と気を引き締めた。逆襲を誓う2021年、いきなりの見せ場で結果を追い求める。

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