【日経新春杯】ヴェロックス上昇!“最弱牡馬5歳世代”汚名返上の復活へ

[ 2021年1月15日 05:30 ]

CWコースにて3頭併せで追い切るヴェロックス(左)(撮影・亀井 直樹)
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 「第68回日経新春杯」(17日、中京)のヴェロックス(牡5=中内田)は栗東CWコースで僚馬2頭に先着。19年クラシックで活躍した実力馬が完全復調の気配だ。

 今度こそ重賞タイトルが欲しい。昨年はわずか2戦のみと不完全燃焼に終わったヴェロックスが、日経新春杯で始動する。最終追い切りは朝一番のCWコースで3頭併せ。僚馬2頭を前に置いてスタートし、徐々にペースアップ。最後は上々の伸び脚でヒノシタカイザン(3歳未勝利)に半馬身、ハースファイア(3歳新馬)に3馬身先着した。時計も6F82秒1~1F12秒1だから上々。厩舎のコメンテーターの片山助手は出来に合格点を与える。

 「休み明けの前走を使った後は、在厩で調整してきました。順調に乗り込めていますし、もう一つ動ける状態に上がってくると思いますから、改めて期待したいですね」

 昨年2月の小倉大賞典で9着に敗れた後、成長を促す意味合いで放牧へ。夏を越し、秋も過ぎて、ようやく復帰したのは12月の中日新聞杯だった。好位直後でスムーズに立ち回って、しっかりと脚を使ったものの、最後は上位2頭に伸び負けて0秒2差の3着。1番人気だったから“合格”とは言えないものの、及第点の走りだった。片山助手も「うまく流れに乗って、内容のある競馬ができたことは収穫でした。最後にもうひと押しが利かなかったあたりは、久々が影響したのでしょう」と振り返り、叩いた上積みに期待する。

 現5歳世代の牡馬&セン馬は、昨年の平地G1で【0・0・3・26】と1頭も連対できなかった。一部のファンからは“最弱世代”と厳しい声も…。皐月賞2着、ダービー3着、菊花賞3着と世代屈指の実績を誇るヴェロックスにも“責任”の一端はあるだけに、ここは是が非でも勝って、自身の復活もアピールしたい。

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