クロノジェネシス、有馬記念Vから一夜明け静養 21年凱旋門賞も視野

[ 2020年12月29日 05:30 ]

有馬記念を制したクロノジェネシスはレースから一夜明けた28日、栗東トレセンの馬房でゆったり静養した
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 有馬記念を制したクロノジェネシス(牝4=斉藤崇)は激闘から一夜明けた28日、栗東トレセンの馬房でゆったり静養した。担当の和田助手は「夜12時ぐらいに戻ってきた。いつものレース後という感じで、変わりないですね」と安どの表情。ファン投票1位、そして1番人気に応え、宝塚記念に続くグランプリ連覇を飾った。「レースはバスの中で見ました。ジョッキー(北村友)も自信を持って乗ってくれていましたね。最後は首差だったけど勝ってくれて良かった」。当日の馬体重は過去最高の474キロ(前走から10キロ増)。「中間のカイ食いも良かったし、1回使って筋肉もついていましたから」と振り返った。

 近日中に栗東近郊のノーザンファームしがらきへ放牧に出る予定。「来年に向けてもいい形で終えられたし、次につながる大きな1勝になりました」と力を込めた。21年は凱旋門賞挑戦も視野に入れている。日本の強い牝馬が、世界の舞台でも活躍してくれそうだ。

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2020年12月29日のニュース