【先週の新馬戦】トップスターサン、南半球産の遅生まれで今後の成長に期待

[ 2020年12月29日 05:30 ]

 20年最終週は中山、阪神で計7鞍の新馬戦が行われた。阪神芝1800メートルを勝ち上がったヴァリアメンテは黒光りする好馬体が目を引いた。3分3厘で外から追い上げて首の上げ下げで鼻差の辛勝だったが、加速がついてからの末脚に能力を片りんを感じさせた。阪神芝1400メートルのトップスターサンは直線で外から力強く差し切った。南半球産の遅生まれ(9月17日)で、今後の成長に注目したい。

 中山は日曜の2鞍を取り上げたい。ダート1200メートルのピュアブリスは楽にハナを奪うとスピードの違いで悠々と押し切り。ダートの短距離で先々が楽しみな好素材だ。芝2000メートルのホウオウサンデーは折り合いスムーズで、半兄フルーキー(父リダウツチョイス)より距離の融通が利きそうな印象だ。

続きを表示

2020年12月29日のニュース