【先週の新馬戦】ジャングルキング、センス非凡で将来性は高い

[ 2020年12月1日 05:30 ]

 勝ちっぷりが良かったのは東京のジャングルキング。外め14番枠からスッと好位を確保すると、楽な手応えのまま3角手前で先頭。直線はインを避け、状態の良い中央へ。残り300メートルで早々と抜け出したが、1頭になっても集中力を切らさず伸びて2着に3馬身差をつけた。1分36秒6の勝ちタイムは平凡で、上のクラスで戦うためには時計を詰める必要があるが、センス非凡で将来性は高い。ダートで勝ち上がったビーカレイジャスは内枠を生かしたロスのない立ち回り。直線は前が詰まり追い出しを待たされたが、進路がクリアになると鋭く加速して差し切り。操縦性が光った。

 阪神では評判馬ヴィクティファルスが快勝。前半5F62秒6のスローペースで難なく折り合って、コーナーで一気に進出。最後は2着馬に半馬身差まで詰め寄られたが、着差以上に余裕があった。上のクラスでも十分通用する。

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2020年12月1日のニュース