【ファンタジーS】マンボ初子メイショウイチヒメ 重賞獲りだ!母知る塩見助手「才能受け継いでます」

[ 2020年11月4日 05:30 ]

<ファンタジーS>デビュー2連勝で重賞制覇を狙うメイショウイチヒメ
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 阪神土曜は2歳牝馬による「第25回ファンタジーS」。G1・3勝馬メイショウマンボの初子、メイショウイチヒメに注目だ。父は05年フェブラリーSなど芝&ダートで重賞計5勝を挙げたメイショウボーラー。メイショウゆかりの血統がデビュー2連勝での重賞獲りを狙う。

 6月阪神のデビュー戦は後方追走から最後は流し気味で快勝。飯田祐師は「3コーナーで曲がらなくてヒヤッとしたけど、最後はいい脚を使ってくれました。着差(首)は少しでもいい初戦だったと思います」と振り返る。

 その後は小倉2歳Sを目指したが、夏バテの症状が出たため放牧で立て直された。帰厩後は徐々にピッチを上げ、先週はCWコース単走で6F82秒6~1F12秒3をマーク。ビシッと負荷をかけ、軽快な脚さばきを披露した。「コースでしっかりと追っていい動きを見せました。前向きさが出てきて、動きも俊敏でした。体のサイズは変わらないけど、体がしっかりしてきました」と自信の表情を浮かべる。

 母子2代で手掛ける塩見助手も「追うごとに良くなっています。新馬戦の時よりピリッとしてきました」と好仕上がりをアピール。「母は気難しい面があったけど、娘はお嬢さん。タイプは違うけど、素晴らしい才能を受け継いでいますよ」と母の面影をダブらせる。母がフィリーズRで重賞初制覇を飾った阪神芝1400メートルの舞台でDNAを開花させ、来春の主役に名乗りを上げるか。

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2020年11月4日のニュース