【天皇賞・秋】アーモンドアイ95点 獲物狙う“アイ”に変化

[ 2020年10月27日 05:30 ]

鈴木康弘「達眼」馬体診断

<天皇賞・秋>鷹の目のような獲物を狙う鋭い目に変わったアーモンドアイ(現場代表・競馬ブック)
Photo By 代表撮影

 加齢とともに親に似てくるのは人間だけではありません。8冠が懸かるアーモンドアイは父ロードカナロアの影響を感じさせる体つきになってきた。全身が筋肉の塊。特に首から肩、トモが厚みを増しています。長い距離をゆっくり走るには邪魔になるほどの筋肉量。牝馬3冠に輝いた3歳時は中距離体形でしたが、5歳秋を迎えた今の姿はマイラー体形です。2000メートルまでは問題ないが、さらに長い距離はどうか…。

 顔つきも3歳時とは別馬のようにきつくなりました。馬名通りの愛らしい目がホークアイ(鷹の目)のような獲物を狙う鋭い目に変わった。闘争心が前面に出ているだけにゲートに注意してほしい。

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2020年10月27日のニュース