【天皇賞・秋】アーモンドアイ連覇濃厚!上位人気、安田記念好走、位置取りの“3拍子”そろった

[ 2020年10月27日 05:30 ]

<天皇賞・秋>3拍子そろい連覇濃厚なアーモンドアイ
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 今週は古馬の頂上決戦、天皇賞・秋。G1馬が7頭と今年もハイレベルの戦いが予想される。ここ2週、デアリングタクト(秋華賞)、コントレイル(菊花賞)と優勝馬をきっちりピックアップしてきた「GIデータMAX」。昨年の覇者アーモンドアイが問答無用の強さを見せるのか、それとも意外な伏兵の台頭があるのか。

 (1)人気の牝馬 昨年は1→3→6番人気で決着。3連単は8860円だった。近年は堅い決着が目立ち、過去10年で3連単の配当が6桁に達したのは11、15年の2回だけ。内容を精査すると、1~5番人気は【9・8・4・29】。中でも1、2番人気は【6・5・3・6】と毎年のように馬券に絡んでいる。さらに牝馬に限定すると【2・2・0・1】。勝率40%、連対率80%に達する。上位人気が濃厚なアーモンドアイ、クロノジェネシスの信頼度は非常に高い。波乱決着の期待値は低そうだ。一方で6番人気以下は【1・2・6・109】と相当に厳しい。11年トーセンジョーダン(7番人気)以後、勝ち星なし。押さえる程度でいい。

 (2)安田記念組優位 休み明けでも心配無用。近年の注目は前走安田記念組。昨年アーモンドアイ1着、ダノンプレミアムが2着。他にも16年リアルスティールが2着。近年はスピード決着が多く、高速馬場に対応できるマイラーに有利な傾向が出ている。今年の安田記念組はアーモンドアイ、ダノンキングリー、ダノンプレミアムの3頭。宝塚記念組も【2・3・2・16】とコンスタントに好走。ただし、注意点があって、前走10着以下だった馬は好走がゼロ。大敗からの巻き返しは難しく、宝塚16着から臨むブラストワンピースにとっては不安材料だ。一方、G1でも長距離路線の天皇賞・春組は【0・0・1・4】と不振。好走は11年3着ペルーサのみ。3200メートル→2000メートルの距離短縮は過酷だ。フィエールマンに黄信号。毎日王冠組は最多3勝を挙げているが直近の勝利は14年スピルバーグまでさかのぼる必要がある。近2年の好走馬は18年キセキ3着(6番人気=毎日王冠3着)、19年アエロリット3着(6番人気=同2着)と伏兵。2頭の共通点は「毎日王冠敗戦」「天皇賞で逃げた」こと。ダイワキャグニーが逃げると警戒が必要になる。新潟記念2着ジナンボー、クイーンS3着スカーレットカラーのG3組は【0・0・0・9】と1頭も馬券に絡んでいない。

 (3)4、5番手が理想 東京の長い直線を押し切るのは至難。4角3番手以内だった馬は【1・4・3・29】。勝ち馬は不良馬場で行われた17年キタサンブラックのみ。実力と勝負根性を兼ね備えていなければ早め先頭から後続を振り切るのは厳しい。狙いはその馬たちを見ながら運べる馬。4角4、5番手の馬は【4・1・2・14】。15年ラブリーデイ(1着)、16年モーリス(1着)は4番手。18年レイデオロ(1着)、19年アーモンドアイ(1着)は5番手だった。前すぎず、後ろすぎない4、5番手がベストポジションだ。

 【結論】人気、ローテーション、位置取りと3拍子そろったアーモンドアイが最有力。前走・安田記念はスタートで後手に回ったが地力で2着を確保した。2000メートルなら追走は楽になる。スタートを五分に切れば昨年のようなベストポジションも取れる。中12週以上の休み明けは6戦6勝。連覇が濃厚だ。

 相手は同じく牝馬のクロノジェネシス。前走の宝塚記念は道悪も味方したが6馬身差の完勝。文句なしの勝ちっぷりだった。データ上は、この牝馬2頭が他馬を大きくリード。そして惨敗後でも気にしなくていい安田記念組からダノンキングリー、ダノンプレミアム。毎日王冠2着ダイワキャグニーが最大の穴。逃げ馬不在で先手を奪えば粘り込むシーンも。長距離王者フィエールマンはローテーションに不安。また過去10年、馬券に絡んだのはほとんどが4、5歳馬。6歳は【0・0・1・27】。6歳キセキはそこが割り引き。(データ班)

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