【関屋記念】小島厩舎重賞W制覇へ!7歳アストラエンブレム、新潟マイル3戦全勝得意舞台 

[ 2020年8月12日 05:30 ]

アストラエンブレム
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 熱闘が続く夏の新潟はサマーマイルシリーズ第3戦「第55回関屋記念」がメイン。7歳を迎えて本格化ムードのアストラエンブレムが悲願の重賞初Vを懸けて参戦。所属する小島厩舎は小倉記念にもロードクエスト、アウトライアーズの2頭を送り、目が離せない夏の陣だ。

 熱帯夜から明けた美浦の朝。7歳馬アストラエンブレムは酷暑に負けず、坂路を軽快にキャンター(4F63秒2)で駆け上がった。洛陽S3着、東風S2着、谷川岳S1着(全て芝1600メートル)。今年に入っての充実ぶりは目を見張る。

 小島師は穏やかな表情で切り出した。「去勢で肉体的な変化もあったのか?去勢前は1800、2000メートルで踏ん張らせた方がいい馬だったが、1600メートルに絞ったのも良かったんでしょう。この距離の絶対能力があるかもしれない」。4歳秋の毎日王冠で11着に敗れた後に去勢手術へ。以降も勝ち星には恵まれず、前走・谷川岳Sは4歳春の17年3月大阪城S以来、3年2カ月ぶりの白星だった。

 「左前脚の繋靱帯(けいじんたい)を1年前ぐらいに痛めて“当時は1年ぐらい休ませてください”とお願いした時もあったぐらい。1回使うとそれなりに疲れが出る。谷川岳Sを勝ってくれた(三浦)皇成は中山の方が合うと言っていて、当初は無理をしないで京成杯AH(9月13日、中山)を考えていました」。ただ、新潟マイルは3戦全勝と抜群の好相性。

 「今は脚元の状態も良くて、新潟は実際に成績もいいので。状態が良ければ使うのは当然ですかね」。5年前の15年8月に初白星も飾った思い出舞台で“再出陣”の経緯を明かした。

 母ブラックエンブレムは08年秋華賞で小島厩舎にG1初Vをもたらした名牝。息子も当然思い入れは大きい。「エンブレムの子は男馬でもカイバ食いが良くないけど、最近は自分からよこせ!!と言えるようになった。重賞は勝てる馬。(北村)宏司も2回追い切りに乗って感触もつかんでくれた。任せるだけですね」と悲願の重賞初Vを祈って、関屋記念4勝の“関屋男”の新パートナーに託した。

 既に栗東入りした小倉記念のアウトライアーズ、ロードクエストも含め、東西重賞で3頭出しの小島厩舎。その合計年齢は20歳。馬を大事に育てる小島厩舎らしい“おじさんパワー”が真夏の日本列島で猛威を振るいそうだ。

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