関西馬勝率68%も…新潟3勝クラス、オープンは関東馬が狙い目!変則2場開催で見えた馬券攻略の鍵

[ 2020年8月11日 05:30 ]

夏競馬の自由研究

関越Sを制した関東馬ザダル
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 今週から小倉開催がスタートし、通年通りの3場開催となる夏競馬。先週までの3週間は“東京五輪対策”として新潟、札幌の2場開催で行われた。西日本での開催がなかったため、関西馬が大挙して新潟へ参戦。東西の成績を検証したところ勝利数では関西馬が圧倒したが、関東馬が狙い目となるクラスも。変則2場開催の結果から今後の馬券作戦を探る。

 この3週間、中央競馬は新潟と札幌の2場開催だった。西日本での開催がなかったが、新潟なら栗東からも高速道路を使えば比較的参戦しやすいため、当然のように出走希望馬が殺到。除外ラッシュが深刻になった。関東のある調教師は「3勝クラスなどは、これまでも除外はあったけど、ここまでひどくはなかったね」とボヤいていた。

 結局、この3週間は関東馬559頭に対し、関西馬は580頭と出走頭数でも上回った。頭数はほぼ同じだったが、勝利数は関西馬が大きくリード。関東23勝、関西49勝で、関西馬の勝率は68%だった。中でも1日は1Rから関西馬が10連勝と圧倒した。9日の最終日に何とか関東が6勝6敗の五分に持ち込んだが、他日はいずれも関西馬が勝ち越した。

 ただクラス別の勝利数で検証してみると、違った傾向が見えた。3勝クラスとオープンでは関東馬が勝ち越しているのだ。上位クラスは関西馬の層が厚いと思っていたので、これは正直意外な結果だった。7月25、26日のメインレースはメイショウギガース(越後S)、ジョーカナチャン(アイビスSD)の関西馬が勝った。だがその後の4日間はアフランシール(新潟日報賞)、ザダル(関越S)、サトノダムゼル(佐渡S)、ケンシンコウ(レパードS)と関東馬が4連勝。メインレースでの強さが目立った。8日のダリア賞(2歳オープン)でも、5番人気の関東馬ブルーバードが差し切り勝ち。上位人気の関西馬を破り、単勝は1970円もついた。

 ただ条件クラスでは関西馬が席巻。特に2勝クラスでは、関東馬は1勝も挙げられなかった。今週から小倉開催がスタートして、通年のような3場開催になる。それでも新潟に参戦してくる関西馬は当然軽視は禁物。特に2勝クラスでは“黙って買い”だ。

 ≪札幌やや西優勢≫では同時期に行われていた札幌での東西の勝利数はどうだったのか?こちらは関東33勝、関西39勝。関西馬の方が上回ったが、新潟ほどワンサイドにはならなかった。8日のように関東馬が8勝4敗と勝ち越した日もあった。クラス別勝利数は以下の通り。

クラス   東 西
新   馬 4―3
2歳未勝利 4―3
3歳未勝利 8―13
1勝クラス 9―12
2勝クラス 6―4
3勝クラス 1―2
オープン  1―2

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