骨折の戸崎圭太 調教騎乗を再開 レース復帰未定も焦らず

[ 2020年5月1日 13:36 ]

<美浦 調教> 怪我から復帰し美浦トレセンで調教を行った戸崎圭太。 右は所属厩舎の田島俊明調教師 (撮影・西川祐介)
Photo By スポニチ

 昨年11月4日のJBCレディスクラシック(浦和)でスタート直後に落馬し、右肘開放骨折の重傷を負った戸崎圭太(39=田島)が1日、美浦トレセンで調教騎乗を再開した。ロッソビアンコネロをはじめ、自厩舎の3頭に騎乗した戸崎は「半年ぶりに調教に乗った。最初は3~4カ月で復帰と考えたけど甘くはなかった。思ったよりもひどいケガだった。乗馬クラブで乗って感触はつかめていたけど、やっぱりいいもんですね」と笑顔を見せた。

 レース復帰は未定で「感触をつかみながらやっていこうと思います。これだけ休んだのは初めてでしたし」と焦らずに臨む方針。現在開催されている無観客競馬についても「この状況でやれてることがありがたい。売り上げもいいみたいだし、見てくれている人たちに、いいレースを提供できたらと思っています。でも寂しいですよね。復帰したら“お帰り”って声を聞きたいですから。早く落ち着いて、いつもの盛り上がる競馬になってもらいたいと思っています」と言及。特に関東の競馬関係者が待ち望んでいた男の復帰は、もうすぐだ。

続きを表示

この記事のフォト

2020年5月1日のニュース