【京都記念】牝馬10年ぶり!ジェネシス 圧巻2馬身半差“ブエナ級”貫禄V

[ 2020年2月17日 05:30 ]

<京都記念>直線で突き放し勝利するクロノジェネシス(左)(撮影・亀井 直樹)
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 メインレースが近づくにつれて雨脚が強くなる。馬場コンディションは一気に悪化した。そんな悪条件もなんのその。クロノジェネシスが唯一のG1馬の底力を見せつけた。「道中はリズム良く運べました。4角の手応えも十分で、最後まで脚を使ってくれた。返し馬の雰囲気も良く、ゲート裏でも落ち着いていた」。北村友は冷静にレースを振り返った。 レース結果

 アメリカズカップが後続を大きく離して逃げる展開。3番手グループの外めで折り合いを重視した。抜群の手応えで迎えた直線はゴーサインに力強く反応し、重馬場を苦にせず一気に抜け出す。人気を分け合ったカレンブーケドールも懸命に伸びてくるが、最後まで差が詰まることなく2馬身半差の快勝。同期の牝馬とのライバル対決を3勝1敗とした。

 昨秋のエリザベス女王杯は初距離、古馬相手に5着惜敗。前走後は3カ月の休養で成長を促した。20年初戦は12キロ増。大きくパワーアップした姿を見せた。鞍上は「体重が示す通り(体に)幅が出ました。2200メートルで勝ち切って(今後の)選択肢が広がりました」と大舞台を意識する。

 斉藤崇師も愛馬の成長に確かな手応えをつかむ。「馬場は悪かったけど、バランス良く走れていました。(馬体が)増えていましたが、太いというより成長分ですね。どんどん良くなっていますよ」と目を細める。

 距離を克服し、牡馬相手に完勝した。今後についてトレーナーは「一回放牧に出します。気持ちをリフレッシュしてから考えたいと思います」と明言を避けつつも「年明け初戦としてはいいレースができました。もっと馬が良くなりそうな気がします」と期待を込めた。京都記念の牝馬Vは10年ブエナビスタ以来の快挙。20年の始動戦を白星スタートで決め、女傑の道へと歩みを進める。

 ◆クロノジェネシス 父バゴ 母クロノロジスト(母の父クロフネ)牝4歳 栗東・斉藤崇厩舎所属 馬主・サンデーレーシング 生産者・北海道安平町ノーザンファーム 戦績9戦5勝 総獲得賞金3億2313万4000円。

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