【有馬記念】パドックのツボ

[ 2019年12月22日 05:30 ]

 (1)スカーレットカラー リズミカルで身のこなしも柔らかく、かなり良く見せるタイプ。大一番でも同じ雰囲気で周回なら能力は出せる。

 (2)スワーヴリチャード 胴長ですっきり見せる体形。肩の出が窮屈に映る時もあるが能力発揮に支障はない。気合はあまり表に出さない。

 (3)エタリオウ 16キロ減の前走も細くは見えなかったが、微増程度がベストか。気合はジワッと乗るタイプだが、集中力は欲しい。

 (4)スティッフェリオ 最近は常に落ち着き払って周回。やや線の細さを感じさせるのは体形的なもので、体を柔軟に使えていればOK。

 (5)フィエールマン 小さな完歩でチョコチョコと周回し、シルエットも細めであまり良くは見せない。テンションが上がると黄信号。

 (6)リスグラシュー 牝馬らしい細身のシルエットで、気合は適度に乗る。海外遠征帰りの一戦とあって、馬体の張りは要チェックだ。

 (7)ワールドプレミア 首を上下に振り、いつもうるさいタイプ。極端な発汗などがなければ問題ない。大きな体重変動は歓迎できない。

 (8)レイデオロ 気性が勝ったタイプでパドックはうるさめ。ジワッとした気合乗りくらいが理想的だ。体は少し締まればベスト。

 (9)アーモンドアイ 力強さとしなやかさを兼ね備えた身のこなしで、常にリズミカルに周回。今回も大きな変化がなければ好戦必至。

 (10)サートゥルナーリア いつもおとなしい雰囲気だが、ダービー時だけはテンションが高かった。能力発揮には落ち着きが欲しいところ。

 (11)キセキ いつも大きな完歩でグイグイと進み、気合も適度に乗って抜群に良く見せる。海外帰りで緩みがないかは要注意。

 (12)クロコスミア かなり細身で力感には欠けるが、歩様はしなやか。硬さが出たり、神経質な面を見せなければ能力は発揮できる。

 (13)アルアイン 腹回りがコロンと見えるのは体形的なもの。おっとりとした気性で、いつもおとなしい。力強さが出れば変身も。

 (14)ヴェロックス 胴長で細身の骨格だが、メリハリのある筋肉が付いており非力感はない。テンションは高めもイレ込みには注意。

 (15)アエロリット 牝馬にしてはボリューム感のある体つきで歩様もパワフル。馬体重は安定しており、今回も変化がなければ好調。

 (16)シュヴァルグラン 少し硬さを感じる時に凡走が目立ち、体を柔軟に使えているかがポイント。前走ひと息だった張りが出れば一発。

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2019年12月22日のニュース