【有馬記念】実力ある3歳ヴェロックス反撃

[ 2019年12月18日 05:30 ]

調教へ向かうヴェロックス(撮影・亀井 直樹)
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 過去10年の結果から傾向を探り、重要項目をそれぞれ10点満点で採点する。

 <1>性齢 3歳が【5・2・2・21】と断然。4歳【1・6・2・31】、5歳【4・2・4・37】。6歳以上の連対はない。性別では牡・セン馬が【9・7・10・108】と馬券圏内の大半を占める。ただ、牝馬も【1・3・0・18】と率は悪くなく、極端に割り引く必要はない。3歳が10点、4、5歳は9点、牡馬は8点。

 <2>前走 菊花賞組が【4・1・1・5】と抜群。【3・4・7・47】のジャパンC組が最も馬券に絡んでいる。天皇賞・秋からの直行は【1・1・0・10】。海外から帰国初戦の馬は【1・0・1・4】と悪くない。前走がG1以外の馬は苦戦。菊花賞組が10点、ジャパンC組か海外帰国初戦なら9点、前走G1を走っていれば8点。

 <3>騎手 日本人騎手が8勝。残りの2勝もJRA所属のルメールとM・デムーロだった。とはいえ、短期免許の外国人騎手も7度馬券に絡んでおり、軽視はできない。日本人騎手が10点、JRA所属の外国人騎手は9点、他の外国人騎手が8点。

 結論 3項目全てで10点がついたのはヴェロックスとワールドプレミア。菊花賞組の中でも1番人気だった馬が【4・0・0・1】と活躍。ヴェロックスを優位に見る。実力ある3歳馬が巻き返す。

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2019年12月18日のニュース