【有馬記念】女傑アーモンド×主戦ルメール電撃参戦!自信満々国枝師「追い切り見ていただければ」

[ 2019年12月11日 05:30 ]

天皇賞・秋の圧勝後に香港Cを発熱で回避したアーモンドアイだが、幸い症状は軽く、有馬記念出走を発表した
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 アーモンドアイ、有馬出走決定!!中央競馬の1年を締めくくる「第64回有馬記念」(22日、中山)に、ファン投票1位のアーモンドアイ(牝4=国枝)は主戦クリストフ・ルメール(40)とのコンビ継続で出走することが10日、決まった。G1・6勝を誇り、昨秋ジャパンCで驚がくの世界レコードVを飾った歴史的女傑の電撃参戦で、G1馬11頭の超豪華メンバー。令和初のグランプリは空前の盛り上がりとなりそうだ。 有馬記念

 アーモンドアイは天皇賞・秋圧勝後、当初は香港カップ(8日)に出走予定だったが、出国直前の11月29日夕方に軽度の熱発。翌30日に急きょ遠征取りやめが発表された。その後は慎重に体調を見ながら調教を進め、有馬記念の登録を行った8日も出否は保留したまま。そして、全休明けの10日。Aコース(ダート)を弾むようにキャンターで駆け抜け、オーナーサイドからも決断が下された。

 管理する国枝師は「馬場入りを休んだのは一日だけで、すぐ調教も再開できた。時計を出した日曜(8日)の動きも良く、これなら申し分ない状態で有馬記念に出走させられると判断しました」と穏やかな表情で切り出した。

 ファン投票ではただ1頭、10万超え(10万9885票)の熱い支持を集め、春の宝塚記念(不出走)に続く1位。昨年の有馬記念も10万超え(レイデオロに次ぐ2位)ながら出走を見送り、ファンも待ち望んでいた2年越しの“グランプリ初出走”が実現する。

 国枝師にとっても、有馬記念は07年にマツリダゴッホで制した思い出深いG1だ。今も美浦の厩舎に飾られているゴッホの優勝パネルを見ながら指揮官は「ゴッホの時は全然、人気がなかった(9番人気)もんな…。久しぶりにチャンスが巡ってきたのは本当にうれしいこと。楽しみにしています」。間違いなく1番人気に支持される大一番にキラリと目を輝かせた。

 勝てば、G1・7勝目(海外含む)。牝馬ではウオッカ、ジェンティルドンナと並ぶ歴代G1最多勝タイの偉業となる。11日、美浦で行われる1週前追いにはルメールが騎乗する。

 「追い切りを見ていただければ、皆さんにも分かっていただけると思います」

 国枝師はにこやかに結んだ。過去10年で牝馬の優勝は14年ジェンティルドンナだけ。時に牝馬には“鬼門”とも呼ばれる有馬記念だが、何度もファンを驚がくさせてきた希代の女傑が、今度はどんな走りを見せてくれるのか?令和初のグランプリが熱くなってきた。

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