【桐生・レディースチャレンジC】遠藤、会心ターン3V!GPシリーズ参戦も濃厚に

[ 2019年11月25日 05:30 ]

優勝し笑顔を見せる遠藤エミ(撮影・会津 智海)
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 これが女子最高峰のターンだ。1M、遠藤は豪快に握った。バック、内で粘る松本を抑え込んで2M先取り。その後も食い下がる松本を振り切り、先頭でゴールを駆け抜けた。連覇した16、17年に続く3度目の当タイトル制覇。「本当にうれしい。今年はここまでいいレースができなかった」と会心のレースに納得の表情を浮かべた。昨年のクイーンズクライマックスではイン松本に全速戦で挑んだが、完敗の2着。その時のリベンジも果たした。

 優勝賞金450万円を獲得。賞金ランキング2位でクイーンズクライマックスTR1回戦1号艇を手に入れた。さらに、SGグランプリシリーズ(12月17~22日、住之江)への参戦も濃厚となった。「シリーズに出られるのが一番うれしい。刺激になるので」。上昇気流をつかんだ遠藤。この勢いに乗って年末を駆け抜ける。

 ◆遠藤 エミ(えんどう・えみ)1988年(昭63)2月19日生まれ、滋賀県出身の31歳。08年5月に滋賀支部所属の102期生として、びわこでデビュー。12年11月鳴門で初優勝。17年12月大村クイーンズクライマックスでG1初優勝。通算695勝、28V。主な同期は山田康二、桑原悠、前田将太ら。1メートル54、45キロ。血液型A。

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2019年11月25日のニュース