【スプリンターズS】福永、メロディ右回りに不安?「うまく脚をタメられる工夫」

[ 2019年9月26日 05:30 ]

ミスターメロディと共にスプリンターズS に挑む福永騎手(撮影・平嶋 理子)
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 春の高松宮記念の覇者ミスターメロディは秋初戦のセントウルS(8着)からの反攻を狙う。最終追いに騎乗した福永祐一(42)が胸の内を明かした。

 ――前走(セントウルS8着)を振り返って。

 「ポジションやレース運びはイメージしていた通り。直線の伸びが思ったほどなかった。もうちょっと踏ん張ってほしかった」

 ――高松宮記念を勝った春との違いは。

 「(夏を越して)全体的に力がついて、力強さは調教の段階から感じていた。操作性が高くなって、走り方が春と違っていた。それが競馬でどう出るかなと思っていた」

 ――改めて高松宮記念Vを振り返って。

 「やりたい競馬ができて勝つことができた。その前走の阪急杯(7着)の時も状態は良かった。直線で内からぶつけられたが、その影響はなかった」

 ――いい成績が左回りに集中している。

 「右回りでも好走歴はあるが左回りほどの成績を残せていない。手前(軸脚)の関係が影響をしているのかな。前走の敗戦も踏まえて修正していきたい」

 ――先週21日は競馬開催日でも栗東トレセンで追い切りに騎乗した。

 「久しぶりに開催日に乗った。最終追い切りも前回よりいい動きだと思った。いろいろな(調整の)引き出しを持っている厩舎。そういった面でも上積みを感じた」

 ――本番へのイメージは。

 「前走の、外からねじ伏せる形では脚がたまりにくい。枠との兼ね合いもあるが、うまく脚をタメられるような工夫をしていきたい」

 ――勝てばスプリントG1春秋連覇。意気込みを。

 「前回の敗戦を無駄にしないためにも修正して、いい結果を出したい。春のスプリントチャンピオンとして迎え撃つというよりはチャレンジャーとして向かっていきたい」

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2019年9月26日のニュース