【スプリンターズS】23年前、安楽死寸前だった祖母を藤沢和厩舎で懸命の介護

[ 2019年9月26日 05:30 ]

笑顔をみせる藤沢和雄師(撮影・郡司 修)
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 【隠れ話 こぼれ話】タワーオブロンドンの祖母シンコウエルメスも23年前、藤沢和厩舎に在籍していた。英、愛ダービー馬ジェネラスの半妹にあたる超良血馬で注目を集めたが、デビュー直後に重度の骨折を負った。安楽死やむなしの大ケガだったが「何とか血を残したい」と藤沢和師が訴え、3時間に及ぶ大手術で一命を取り留めた。厩舎スタッフ、関係者の懸命な介護が実り、エルメスは無事に繁殖牝馬となった。

 時を経て、未来へつないだ“奇跡の命のリレー”は花開く。初子エルメスティアラが16年の皐月賞馬ディーマジェスティを出産。11番子スノーパインから生まれたのがタワーオブロンドンだ。「エルメスとは体つきは違うけどスピードを受け継いでいるところはあると思うよ」。特別な思いを心に秘める名伯楽は愛馬に優しいまなざしを向けた。

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