【信夫山特別】オセア血行改善で3連勝へ“尻上がり”

[ 2019年7月12日 05:30 ]

「ピップエレキバン」をお尻に貼り、軽めの運動を行うオセアグレイト (撮影・西川祐介)
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 菊花賞を目指す2連勝中の上がり馬オセアグレイト(牡3=菊川)が13日の福島10R・信夫山特別に3連勝を懸けて出走する。メリッとした尻には磁気治療器「ピップエレキバンMAX200」が。凝りをほぐし、血行を改善して急上昇中なのだ。

 「馬に効くかは分からないけど自分にも使ってるんだ。昔のものと違って今のものはガウス(磁石の強度)がMAXになっている」。五十肩が気になりだした大下内厩務員が引くオセアグレイトのトモと腰には、おなじみの円形磁気テープ。「腰には十字にして5枚、左右のトモには3枚ずつ。若い頃、獣医さんに教わってね。腰の緩い馬に着けてるんだ」。一昨年に担当したコマノインパルスもピップエレキバンMAX200着用で調教を重ね、京成杯を勝った。

 「レースを使いながら緩かったトモに身が入ってきた。治療を続けてきたソエも治まり、攻め馬をしっかりやれるようになった」とは菊川師。デビュー6戦目の芝2400メートル戦で初勝利を挙げると、同距離の1勝クラスも完勝。「血統はもちろん、胴長の体形、追われてバテずに伸びてくる走りも長距離向き」と続けた。手綱を取る野中も「オルフェーヴルの子でもおとなしくて注文がつかない優等生。スパッと反応するようになったし、ここもスムーズに勝ってほしい」。90年代、樹木希林のCMで有名に。昨年もモデル・長井短のコリコリダンスで話題となったエレキバン。CM風に歌うなら、♪いま買うと、馬券が当たる、ペンペン…。

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2019年7月12日のニュース