【安田記念】幸、導くノーテック“変則リピート”の予感

[ 2019年5月31日 05:30 ]

幸英明騎手
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 【G1ドキュメント・栗東=30日】月曜日から栗東に詰める小林は天候の変化に翻ろうされていた。火曜日が土砂降り。木曜日の午前6時は気温10度と前日から一気に下がった。「長袖で正解」と思っていたら7時前にはもう16度あたり…。安田記念の結論を導き出すのもすぐそこ。穴で気になるケイアイノーテックに注目した。

 前走のマイラーズCは6着。平田師は「しまいの脚は良かった。着順以上の競馬はできたと思う」と評価した。2強の一角、ダノンプレミアムと0秒6差なら決してノーチャンスではない。幸は17年朝日杯FS(4着)以来2度目のコンビを組む。

 小林はジュールポレールがお気に入りだった。17年ヴィクトリアMが7番人気3着、昨年同レースが8番人気V。幸の好リードでおいしい思いをさせてもらった。今回は同じ舞台。東京の芝マイル戦で騎乗するにあたり、思うことを教えてもらった。

 「ポジションはその馬によっても違いますし、特に気をつけることはないですかね。でも、直線が長いので(仕掛けは)いつもよりひと呼吸置いていく。それくらいですね。この馬はしまいしっかりした脚を使える。東京のマイルはいいと思います」

 2週連続で追い切りに騎乗した。「具合は良さそう。相手は強いけど、G1を勝っている馬。期待しています」。状態の良さを確認した。リピーターが強い舞台。18年NHKマイルC勝ちから安田記念へテークオフ。“変則リピート”がハマる予感がする。

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2019年5月31日のニュース