【安田記念】オーディン、池江師末脚に期待「折り合い心配ない」

[ 2019年5月31日 05:30 ]

厩舎周りで運動するスマートオーディン
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 末脚の破壊力なら、並み居るG1馬にも引けを取らない。スマートオーディンでクローズアップすべきは前々走の阪急杯。道中は最後方だったが4角手前から進出を開始し、直線は大外から矢のような伸び。上がり3F33秒4の鬼脚を繰り出して、前の17頭をごぼう抜きにした。続く京王杯SCは0秒3差の7着に終わったものの、池江師は決して悲観していない。

 「前走は池添騎手が初騎乗とあって、どこまで折り合いが付けられるか手探りでした。上がりが速くなったので、位置取り的に厳しかったけど、ジョッキーは“折り合いは心配なさそう”と言っていましたよ」

 この一戦を踏まえ、今回はもう1列か2列、前での競馬を予定。その位置で折り合いさえつけば…。「そこから32秒台の脚を使えれば、チャンスはあると思います」とトレーナー。G1馬ペルシアンナイトにも期待をかけるが、こちらも甲乙つけがたい雰囲気だ。

 「確実に上積みはあります。マイルも今の感じならこなせるはず。ペースが流れれば、さらに折り合えるはず」

 道中は末脚温存。展開が紛れ、前が苦しくなれば…。重賞4勝の実力馬に、最後の1Fで出番が回ってくる!? 

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2019年5月31日のニュース