【青葉賞】ミスターX　馬場状態心配もウーリリ◎

　日本ダービーの優先出走権を争う東京11R・青葉賞はウーリリを指名する。全兄マカヒキは16年のダービー馬。キャリアわずか2戦だが、超良血の名に違わぬ素質の高さを見せている。デビュー戦は、のちにシンザン記念で3着に入るミッキーブリランテを完封。前走・毎日杯は重賞初挑戦で2着と好走した。逃げたランスオブプラーナこそとらえられなかったが、3番手で流れに乗って上がり2位の34秒0。レースセンスの高さを感じさせた。

　じりじりと脚を伸ばすタイプで600メートルの距離延長はプラス。中間の雨で馬場状態が心配されるが、兄はやや重だった17年・京都記念3着、18年・札幌記念2着と好走している。心配は無用だ。馬単（6）から（2）（3）（5）（7）