【香港チェアマンズSP】サンタアナ G1・6勝視界「いい状態」

[ 2019年4月27日 05:30 ]

日本馬が参戦してJRAが馬券を発売する「チェアマンズスプリントプライズ」、「クイーンエリザベス2世C」が、28日、シャティン競馬場で行われる。チェアマンズスプリントプライズでG1制覇を狙う日本のナックビーナスの前に立ちはだかるのはオーストラリアの強豪、サンタアナレーンだ。

 豪州からやって来たG1・5勝の大物がベールを脱いだ。その戦歴から香港でも注目されているサンタアナレーン。26日は芝コースに入った。オーバーワークを避けて2F25秒7でサッと。引っ張りきりの手応えで追えばグンと加速しそうだ。後肢の膨らみもたくましく、すでに戦闘モードに入っていることは明らかだ。まだ香港に入っていない父アンソニー・フリードマン師に代わり、サム・フリードマン調教師代理が共同会見に臨んだ。「豪州では4つの州で出走経験があり遠征慣れしている。環境にも慣れて、いい状態で臨める。楽しみだね」

 2走前のニューマーケットハンデキャップは休み明けがこたえ、しまい伸び切れず5着。叩いた前走・TJスミスSは豪快に差し切って3馬身半差の快勝を決めた。末脚の破壊力は文句なし。地元で迎え撃つ香港勢にとって手ごわい存在になるのは間違いない。

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2019年4月27日のニュース