小林、父の教えを胸に「凄く楽しみです」

[ 2019年3月1日 05:30 ]

小林凌大(撮影・郡司 修)
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 小林凌大(りょうた・18=小西)は元騎手で現在はJRA競馬学校の教官を務める淳一さんを父に持つ。温厚だった父同様、実直な好青年だ。小林凌は「初めてのレース、凄く楽しみです」と胸を躍らせている。

 先輩諸氏の貴重なアドバイスを糧に、自らを磨いてきた。父・淳一さんからは「まず顔を覚えてもらうこと。そのために一頭一頭を大事に乗る」と教えを受けてきた。同じ小西厩舎に所属した兄弟子の田辺(現在はフリー)には「人気より上の着順を目指すように心掛けて…とよく話してくれます」と目を輝かせる。

 父は現役時代に「コバジュン」の愛称でファンに親しまれた。免許交付式では「僕は“コバリョウ”と呼ばれたい」とプロ意識を持ったアピールも忘れない。中山土曜9Rのフジマサクイーンがデビュー戦。2週連続で同馬の追い切りに騎乗した小林凌は「真面目に走る子です」とゲートインを心待ちにしている。

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2019年3月1日のニュース