【共同通信社杯】戸崎キングリー無敵V3!皐月賞へ前進 1馬身1/4差

[ 2019年2月11日 05:30 ]

戸崎の乗るダノンキングリー(右)はM・デムーロ騎手のアドマイヤマーズを引き離し1着 (撮影・西川祐介)
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 東から新たなクラシック候補の誕生だ。3歳G3「第53回共同通信杯」が10日、東京競馬場で行われ、関東馬ダノンキングリーが無傷の3連勝で重賞初制覇。皐月賞(4月14日、中山)に向けて大きく前進した。京都で行われた古馬G2「第112回京都記念」はダンビュライトが昨年のAJC杯以来となる重賞2勝目を飾った。

 最内枠から好スタートを決めたダノンキングリー。ハナを主張したアドマイヤマーズを行かせ、序盤は好位3番手に収まった。「2歳チャンピオンを見ながら、いい位置で運べた。馬も前回より良くなっていたのでワクワクしていた」と戸崎。直線はマーズが空けた内1頭分のスペースへ。坂上で抜き去ると1馬身1/4差をつけた。

 無敗の2歳王者に土をつけ、自身はデビュー3連勝。10年連続JRA重賞Vを飾った戸崎は一戦ごとに進化する愛馬に舌を巻く。「デビュー戦は体が使えておらず硬さも感じた。でも2戦目は反応が全然違った。今回は体に幅が出てパンとした感じ。毎回必ず何かを感じさせてくれる」。上がり3F32秒9の強烈な決め手を発揮。ここまでの2戦はマイルだったが「千八でこの脚が使えたのは大きい」。鞍上は収穫を強調した。

 ダノン軍団はシルクロードS(ダノンスマッシュ)、きさらぎ賞(ダノンチェイサー)に続き3週連続重賞V。野田順弘オーナー(名義はダノックス)は「こんなに素晴らしい年は初めて。運が向いてきた」と満面の笑み。昨年の最優秀2歳牝馬ダノンファンタジー、金鯱賞で復帰予定のダノンプレミアムもいて春のG1を総ナメしそうな勢いだ。

 野田オーナーは「調教師と検討するが皐月賞は(賞金的に)出られますよね」とクラシック参戦に前向きだ。皐月賞出走なら連覇の懸かる戸崎も「折り合いには苦労しない馬。距離はカバーできる。楽しみですね」と意欲を示した。

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