地方歴代勝利3位・石崎引退…「いつやめてもいいと思ってた」

[ 2019年2月9日 05:30 ]

1992年6月、グレイドショウリで東京ダービーを制し、声援に応える石崎騎手
Photo By スポニチ

 地方歴代3位6269勝の名手、石崎隆之(63=船橋)が8日、3月で現役を引退することを表明した。新年度4月1日からの騎乗に必要な免許更新の申請をしておらず、3月31日付での引退となる。

 昨年は7月までの騎乗で50戦2勝。石崎は「騎乗数も少なくなり、健康のためにと乗っていたが、以前からいつやめてもいいと思っていた」と語った。近いうちにファンなどに向け、正式に引退のコメントを発表するという。3月末までの騎乗予定はなく、18年7月17日の浦和6R4着(マスオ)がラスト騎乗となった。「もう調教にも乗っていないからね。そんなに甘いもんじゃないよ」と石崎。

 7月デビューの73年7勝、74年14勝も、85年に初の年間3桁勝利(102勝)を挙げると、87年から01年まで15年連続で南関東リーディングジョッキーに。90年制定の地方競馬年間表彰「NARグランプリ」では第1回から13年連続で最優秀騎手賞に選出された。

 自ら調教もつけたアブクマポーロでは97年に中央G2東海ウインターS(中京)を勝ち、98年は川崎記念、帝王賞、東京大賞典の交流G1を制覇。名コンビとしてファンに絶大なインパクトを与えた。01年にはトーシンブリザードで南関史上初の無敗3冠(羽田盃、東京王冠賞、東京ダービー)を達成し、続くG1ジャパンダートダービーも制して空前絶後の3歳4冠(東京王冠賞は02年に廃止)。

 09年5月2日、浦和2Rで佐々木竹見氏に続く史上2人目の地方6000勝。通算6269勝は的場文男(62=大井、8日現在7207勝)、佐々木竹見氏(77=元川崎、7151勝)に次ぐ大記録。日本に3人しかいない6000勝ジョッキーが静かにムチを置く。

 ◆石崎 隆之(いしざき・たかゆき)1956年(昭31)1月29日生まれ、北海道出身の63歳。船橋競馬(千葉県騎手会)所属。73年7月11日初騎乗、同8月28日初勝利。8日現在、地方通算3万6121戦6269勝、中央通算1089戦74勝。重賞は東京ダービー4勝など地方188勝、中央1勝。94年の阪神ワールドスーパージョッキーズシリーズで地方勢初の総合優勝。長男・駿(35)は01年デビューで地方通算1321勝(8日現在)の船橋所属騎手。

「引退・移籍」特集記事

「2026 NHKマイルC」特集記事

ギャンブルの2019年2月9日のニュース