【共同通信杯】大人のマーズ始動 1ヶ月放牧でパワーアップ

[ 2019年2月5日 05:30 ]

アドマイヤマーズ
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 日曜東京メインはクラシックの登竜門「第53回共同通信杯」。昨年のJRA賞最優秀2歳牡馬に輝いたアドマイヤマーズ(友道)が注目の始動戦を迎える。

 昨年は4戦全勝。3連勝で迎えた朝日杯FSでは牝馬のグランアレグリア(3着)に初めて1番人気の座を譲ったものの、好位から鋭く伸びて2馬身差の完勝を収めた。前走後は放牧を挟み、さらにパワーアップ。大江助手は「1カ月しか放牧に出ていないが、もうひとつ成長して帰ってきた。体つきが大きくなり、どっしりして大人になっている」と目を細める。

 危なげない立ち回りで無敗街道を突き進む。朝日杯FSも勝負どころでグランアレグリアに競り掛け、ねじ伏せた。大江助手は「スタートも良く、二の脚も速い。道中も折り合って追ってからも伸びる。いいところばっかり」と長所を並べる。これまで4戦のマイルから1F距離は延びるが、レースぶりから不安はなさそう。左回りも中京(新馬&中京2歳S)で克服済みだ。ホープフルSを制した3戦全勝のサートゥルナーリアは皐月賞に直行する。大舞台での無敗馬対決へ、最大のライバルと戦うまで負けられない。(寺下 厚司)

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2019年2月5日のニュース