【フェブラリーS】キッキングも勝機十分!ルヴァンス回避で混戦模様

[ 2019年1月28日 05:30 ]

 今年のフェブラリーSは昨年のJRA賞最優秀ダートホースに輝いたルヴァンスレーヴ(牡4=萩原)の出走見送りが決まり、混戦模様。世代交代なるかがポイントになりそうだ。強い4歳世代の1頭、オメガパフュームは前走・東京大賞典でゴールドドリームなどの実績馬を下してG1初制覇と勢いに乗っている。6連勝で東海Sを制したインティは5歳だがキャリア7戦と、まだまだ上積みが見込める。

 一方、実績馬では昨年Vのノンコノユメ、同2着のゴールドドリームなどが虎視たんたんと覇権奪回を狙うが、菜七子のコパノキッキングも勝機は十分。近年は16年モーニン、18年ノンコノユメが根岸Sからの連勝Vを決めており、臨戦過程も強調できる。先行タイプのインティを巡って各馬の仕掛けが早くなれば、自慢の末脚がさく裂するシーンがありそうだ。

 ◆フェブラリーS 上半期唯一のJRAダートG1レースで、優勝賞金は1億円。毎年2月に東京ダート1600メートルを舞台に開催されている。84年に創設されたG3フェブラリーハンデキャップが94年にG2(別定戦)になり、現行のレース名に変更。97年にはG1(定量)に昇格した。出走資格は4歳以上で、14年から根岸S、東海Sの1着馬に優先出走権が与えられている。フェブラリーSを優勝すれば、秋の米G1ブリーダーズCクラシックの優先出走権を獲得する。

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2019年1月28日のニュース