【天皇賞・秋】武豊ダービー馬2年1カ月ぶり勝利へ最高の舞台

[ 2018年10月27日 05:30 ]

 平成最初の天皇賞を制した武豊が、平成最後の天皇賞も勝利で締める。マカヒキとは今回が初コンビとなるが、19日の1週前追いでは自ら騎乗し「“さすがダービー馬”、そんな動きでした。状態の良さが伝わってきたし、レースが楽しみになってきました」と話していた。

 今秋のG1シリーズ開幕からスプリンターズS(13番人気ラインスピリット)、秋華賞(3番人気カンタービレ)、菊花賞(10番人気ユーキャンスマイル)と3戦連続で3着。武豊は「人気薄もあったりしたので、(ファンは)割と好意的に評価をしてくれているようだけど、だからといってその声に甘えているようでは駄目」と表情を引き締め、「競馬は1着だけが称えられる世界。満足感はこれっぽっちもない」と続けた。

 マカヒキは16年9月のニエル賞(仏G2)を最後に勝利から遠ざかっている。「平成の盾男」が自身の今年G1初勝利とともに、同馬を約2年1カ月ぶりの復活勝利に導く。

続きを表示

2018年10月27日のニュース