【オールカマー】ガンコ　厩舎解散前にＧ１を　秋初戦で弾みだ

　【東西ドキュメント・栗東＝１８日】３日間開催で月曜まで競馬があると、どうしても曜日の感覚がズレてしまう。普段の火曜と違って全休日扱い。とはいえ重賞登録馬は申し込みをすれば馬場入りが可能となった。オールカマーで秋初戦を迎えるガンコは朝イチに坂路へ。予定通り調教を終え、今日の最終追い切りに備えた。柏原はタイミングを見計らって松元厩舎へ。中村助手に感触を聞いた。

　「去年暮れの１０００万から年明けの日経新春杯、準オープンと使って日経賞を勝つまでに４戦。天皇賞の頃は馬が硬くなって、さすがにきつかったですね。その後は牧場でケアしてもらっていい状態で帰厩。今は柔らかみがあるし、リラックスしていますよ」

　天皇賞・春１４着の敗因はハッキリしている。松元厩舎は来年２月末にトレーナー引退で解散。現体制で臨むラストシーズンにＧ１再チャレンジへ。休み明けのここで弾みをつけておきたい。