【神戸新聞杯】エタリオウ　たくましく成長、勢力図塗り替える

夏場は放牧でリフレッシュし、たくましくなって帰ってきたエタリオウ
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　ダービーのエタリオウは、最後の直線で馬群の中をグイグイ伸びた。ゴール前も勢いは衰えず、１３番人気で４着。初騎乗だったボウマンも「将来が楽しみな馬」とコメントを残した。

　大一番での激走に大江助手は「力を持っているなと思っていたけど、それがかみ合ってきたのが青葉賞くらいから。可能性は感じていたので、ダービーの４着も驚きはなかった」と振り返る。夏場は放牧でリフレッシュ。たくましくなって帰ってきた。

　「１０キロから２０キロくらい増えているかな。成長度に関してはワグネリアンより大きいと思う。幅が出たし、全体的に体が伸びました」

　この日は僚馬ワグネリアンと一緒に角馬場で体をほぐして坂路を駆け上がった。「距離適性が長いところにあると思うので楽しみですね」と大江助手。３歳牡馬世代は混戦ムードが漂う。エタリオウが秋の仁川で、勢力図を一気に塗り替えても不思議ではない。