【京成杯・追い切り】ワントゥワン　初重賞Ｖ狙えるデキ

　日曜中山メインの京成杯に出走予定のワントゥワン（牝５＝藤岡）が好気配を見せた。

　栗東ポリトラックコース最終追いは手応えに余裕を残しつつ、素軽い脚さばきで５Ｆ６５秒０〜１Ｆ１１秒５だから文句なし。藤岡師は勝てば獲得となるサマーマイルチャンピオンの座を強く意識した。「そんなにやるつもりはなかったけど、いい動きだったね。使いながら体調はどんどん上がってる。もちろん、サマーマイルのタイトルを狙っているよ」。

　舞台は新潟から中山へ。末脚自慢だけに長い直線向きと思われがちだが、トレーナーの見解は違う。「長く脚を使っているように見えて、いい脚は一瞬だからね。中山１６００は合うような気がするんだ」。重賞４勝の母ワンカラットに追いつき追い越せ。まずはここで初タイトルを手にしたい。