【桐生・レディースC】寺田3度目女王ならず「整備力の差」

[ 2018年8月6日 05:30 ]

 3度目の女王の座を狙った寺田は2着に終わった。

 1Mは差し構え。イン山川のターンがやや流れ、差しが届いたかのように見えた。だが、そこから山川が一気に伸び、舳先(へさき)を掛けるまでには至らなかった。ピットに引き揚げると「頑張った。しようがない」と自分に言い聞かせるようにつぶやいた。「差したと思ったが山川さんとは勢いが違いました。整備力の差ですね。自分の足も悪くなかったと思います」と悔しさをにじませながらも淡々と振り返った。

 地元・岡山は7月の豪雨で多大な被害を受けた。「少しでも勇気づけられように」と臨んだ優勝戦。あと一歩優勝には届かなかったが、思いは十分に伝わったはずだ。

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2018年8月6日のニュース