【東京五輪馬術】競技は総合、障害、馬場の3種目

[ 2018年7月24日 05:30 ]

東京五輪馬術特集(上)

 ▽総合馬術 馬場馬術競技・クロスカントリー競技、障害馬術競技の3競技を同一人馬のコンビネーションで3日間かけて行い、合計減点が少ない人馬が上位となる。2日目に行われるクロスカントリ―競技は、自然に近い状態の地形に竹柵、池、水濠(すいごう)、乾濠(からぼり)などの障害物が設置された数キロに及ぶコースで行われ、選手の技術や馬の体力、勇気などが勝敗に影響を与える。

 ▽障害馬術 競技アリーナに設置されたさまざまな色や形の障害物を決められた順番通りに飛越、走行しミスなく規定の時間内にゴールすることが求められる。障害物の落下や不従順、規定タイムの超過があった場合は減点。障害の大きさは最大で160センチ、奥行きは200センチ。タイミングが乱れるとうまく飛び越えることができない。選手と馬の息の合ったジャンプが見どころ。

 ▽馬場馬術 「ドレッサージュ」とも呼ばれ、演技の正確さや美しさを競う。「常歩(なみあし)」「速歩(はやあし)」「駆歩(かけあし)」の3種類の歩き方を基本にさまざまなステップや図形を描いたりする。演技内容が全て決められている規定演技と、決められた運動を取り入れて演技を構成し音楽をつけて行う自由競技がある。運動項目ごとに0〜10点がつけられ、演技全体の印象について採点する総合観察点を合計する。自由演技は芸術点評価が加わる。

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2018年7月24日のニュース