北出厩舎助手に処分 5年間の競馬関与停止 調教師の業務妨害

[ 2018年7月12日 05:30 ]

 JRAは11日、大津簡易裁判所において偽計業務妨害罪により罰金刑の略式命令を受けた栗東・北出厩舎の定益秀雄調教助手(48)について裁定委員会を開き、「2018年7月12日から2023年7月11日までの間、日本中央競馬会の行う競馬に関与することを停止」と処分を発表した。

 同助手は4月18日、栗東トレセンの所属厩舎で、当該週の競走に特別登録があった競走馬に口かごを付け、同馬の馬房にトイレ用洗剤を染み込ませたタオルを残置するなどして調教師の業務を妨害した。

 ▼偽計業務妨害罪(ぎけいぎょうむぼうがいざい)偽計=計略などにより人をだましたり陥れたりして、他者の業務を妨害するもの。刑法により3年以下の懲役、または50万円以下の罰金刑となる。

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2018年7月12日のニュース