【香港QE2世C】アルアイン―想定外の追い切りも池江師「肉体的な負荷は掛けられた」

[ 2018年4月26日 18:36 ]

 芝コースで最終追いを予定していたアルアインは、馬場入りしてから“走りたくない”とばかりにゴネた。「今朝は角馬場からイレ込んでいた」と池江師。キャンターに移行する際も激しく尻っぱね。ついには鞍上を振り落としてしまう。幸い放馬はしなかったが、その後も前に進まず調教を拒み続けた。

 結果的に芝からオールウェザーにコース変更。馬を落ち着かせてから、もう一度芝コースへ。これで走る気持ちを取り戻したアルアインは、直線だけの追い切りを敢行。1本目・速めキャンター→2本目・ギャロップと強い負荷を掛け最終調整を終えた。池江師は「環境が違うし普段と違う乗り手。馬がきつい調教をされると分かってしまった。想定外の追い切りになったが、肉体的な負荷はかけられたので」と話した。枠順抽選でゲート番は6番。池江師は「隣(7番)に前に行くタイムワープが入ったからね。それとの兼ね合いになる」と序盤の位置取りをポイントに挙げた。

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2018年4月26日のニュース