【浦和・しらさぎ賞】地方転入6戦目、ラーゴが重賞初制覇!

[ 2018年4月26日 05:30 ]

しらさぎ賞で重賞初制覇を決めたラーゴブルー
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 牝馬の交流重賞「第56回しらさぎ賞」(S3)が25日、浦和競馬場で行われた。2番人気ラーゴブルーが直線、内から鋭く伸びて快勝、地方転入6戦目での重賞初制覇となった。

 好スタートを決めると内めの4番手を確保。直線は迷わず最内のラチ沿いに突っ込んだ。4角で外からまくり切ったファイトユアソングが、いったんは先頭に立ったが吉原のステッキに応えるように末脚を伸ばすとゴール前、3/4馬身きっちり振り切った。

 吉原は「まくられた時はびっくりしたが最後に馬が根性を出してくれた」と笑顔でレースを振り返った。姉はJRAで13年ジャパンC、15年宝塚記念2着のデニムアンドルビー。内田師も「血統通りポテンシャルが高い。タイトルを獲れて良かった」と目を細める。今後は「馬の状態を見て」(同師)だが、先々が楽しみな牝馬が現れたことは間違いない。

 ◆ラーゴブルー 父ハーツクライ 母ベネンシアドール(母の父キングカメハメハ) 牝4歳 川崎・内田勝義厩舎 馬主・吉田和美氏 生産者・北海道安平町ノーザンファーム 戦績12戦5勝(南関東6戦5勝) 総獲得賞金3075万円。

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2018年4月26日のニュース