小島太師、騎手+調教師でJRA1500勝快挙!「良かった」

[ 2018年2月25日 05:30 ]

中山8R、メイデンホールで騎手&調教師として通算1500勝を挙げた小島太師は、鞍上の横山典(左)とガッチリ握手
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 25日で定年引退を迎える小島太師(70)が24日、中山8Rを3番人気メンデンホールで勝ち、騎手(1024勝)&調教師(476勝)合計でJRA通算1500勝を達成した。

 4角すぎではまだ後方の位置取りも、ベテラン横山典の鮮やかな手綱さばきに導かれ直線一気に差し切った。「家族とは簡単な数字ではない、と話していたが…。今日、達成できて良かった」と安どの表情。着差は鼻差で写真判定に持ち込まれたが、鞍上がゴール直後に左手を高々と挙げ、G1さながらのガッツポーズ。「あのポーズで(勝利を)確信したよ。乗り役ってのは、ちょっとの差でも分かるもんなんだ」と、名騎手として鳴らした師らしい表現。横山典も「先生の運がまだ残っていたよ」とジョークを交えて祝福した。

 25日は中山記念ディサイファなど7頭が出走。ラスト1日、劇的な勝利が待っているかもしれない。

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2018年2月25日のニュース