【日経新春杯】ロケット“発射準備”完了 坂路で快調併せ馬

[ 2018年1月11日 05:30 ]

和田を背に併せて追い切るミッキーロケット(右)
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 日曜京都メイン「第65回日経新春杯」の追い切りが東西トレセンで行われ、ミッキーロケットが18年の“初飛行”を迎えた。目指す先は春の天皇賞(4月29日、京都)だ。指揮官・音無師の志は依然高い。

 「去年は大阪杯に使った(7着)が、阪神の内回りより、距離は延びても直線の長い天皇賞の方がいいと思う。もちろんレースの内容によって使うレースは変わってくるけど」

 連覇が掛かる日経新春杯は大目標に向かうための重要な中継点。ここを突破できなければ、目的地の変更さえ余儀なくされる。

 エネルギー充てんのための最終追い切りは坂路。和田を背に意欲的な併せ馬を敢行。3歳500万・インディチャンプを前に置く形から早々と馬体を併せる。最後に首差離されたのは案外だったが、4F51秒2〜1F12秒7なら文句なし。和田は納得の表情だ。

 「見劣ったかもしれんけど、併せた相手は走る馬だからね。乗った感じはいつも通り。正月に休んだ影響もない。良かったと思う」

 発射準備完了。エネルギー充填100%。G1という高みを目指し、いざ飛び立つ。

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2018年1月11日のニュース