【日経新春杯】ガンコ、52キロで主役候補に

[ 2018年1月11日 05:30 ]

坂路で軽快に追い切るガンコ 
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 【東西ドキュメント・栗東=10日】関西エリアの2重賞、日経新春杯と愛知杯はいずれもハンデ戦。格上挑戦だと重量のアドバンテージがある分、別定戦より条件馬が参戦しやすい。柏原が気になっているのは日経新春杯のガンコだ。暮れの前走・江坂特別が2年2カ月ぶりの芝起用で2馬身差の快勝。道中2番手からアッサリ押し切った。中村助手が驚き交じりに振り返る。

 「芝でもやれると思っていたけど想像以上。定量57キロを背負って勝ち時計も悪くなかったので。中間に障害練習を取り入れたのが気分転換になったのかも」

 1000万を勝ったばかりとあってハンデは52キロ。この軽量で戦えるのは大きい。追い切りは坂路4F51秒2〜1F12秒7と好時計を刻んだ。「前走後も具合はいいですよ」と好調をアピール。中村助手にとっては、かつて担当していたジャミール(阪神大賞典2着、スポニチ賞ステイヤーズS2着など)以来の重賞参戦で当日を心待ちにしていた。

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2018年1月11日のニュース