【京都金杯】西浦師 ムーンに自信“あくまで自分のリズムで”

[ 2018年1月5日 05:30 ]

ブラックムーンを管理する西浦師(右)
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 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」は、京都金杯に出走するブラックムーンを管理する西浦師を直撃した。

 ――ブラックムーンの前走、馬体重が過去最高の506キロでした。

 西浦師 冬場ということもあったのでしょう。馬自身は元気だったし、前々走(マイルチャンピオンシップ6着)と比べても4キロ増えただけだったので気になる数字ではありませんでした。

 ――後ろから行くタイプとはいえ道中はかなり離れた最後方になりました。

 後ろから行くのはいつものことですからね。それよりももう少し前が流れてほしいという気持ちで見ていました。

 ――前半47秒0―後半46秒2と上がりの方が速い流れになってしまいました。

 こういう流れだと後方から行くこの馬にも苦しかった。上がりだけなら最速のラップを刻んで差を詰めたのですが届きませんでした。

 ――早めに行こうとすると掛かってしまう面も。

 そうですね。あくまでも自分のリズムで走らせることが大切。そのあたり、今回は豊(武)君が乗ってくれるので大丈夫でしょう。

 ――追い切りは併せ馬で楽々と先着。

 いつも併せている相手なので、先着したとかよりもブラックムーン自身の動きに注目していました。良い動きで走ってくれたと感じました。

 ――昨年も出走し9着でした。

 昨年は上り調子の時に迎えた形でしたけど、今年も状態は変わらず良さそうです。明けて6歳になったけど、今の感じなら良い勝負ができると信じています。

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2018年1月5日のニュース