【シンザン記念】アルマス８馬身先着！初騎乗の福永も大絶賛

＜シンザン記念＞福永を背にティカル（右）と併せて追い切るエアアルマス
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　大きなポテンシャルを秘めている池添学厩舎の米国産馬エアアルマス。ＣＷコース最終追いでも春の大舞台をはっきりと意識させるインパクトを放った。これが初コンタクトだった福永も満足そうだ。

　「いい馬だね。トモの甘さはあるけど、スピードの乗りがいいし、いいエンジンを持っている。競馬が上手だし、注文を付けるところがないタイプだよ」

　僚馬のティカル（３歳５００万）を３馬身追い掛ける形でのスタート。直線に向くとティカルを早々に置き去りにして８馬身先着。６Ｆ８４秒８〜１Ｆ１２秒３の時計自体は決して派手ではないが、追い切りは数字じゃない。池添学師も晴れ晴れとした表情で「良かったです」と言い切った。

　「五大登録（クラシック登録）はしていないんです。体形的にはマイルだし、ひとまずはＮＨＫマイルＣかな」

　しっかり勝って春のマイル戦線へ。そんな青写真も決して絵空事じゃない。開業４年目、３７歳の気鋭トレーナーの口調は最後まで熱かった。