【シンザン記念】期待ツヅミモン“栄光の道”へ鋭伸11秒8

[ 2018年1月5日 05:30 ]

<シンザン記念>オリエントと併せて追い切るツヅミモン(左)
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 【東西ドキュメント・栗東=4日】年明け3日間開催はジュニアC、フェアリーS、シンザン記念と3歳オープンが3鞍。前開催の中山マイルで新馬勝ちのツヅミモンは牝馬限定のフェアリーSではなく牡馬相手のシンザン記念へ。この起用で柏原は一昨年2着ジュエラーを思い出した。藤岡厩舎で牝馬というのが共通点。ジュエラーはこのレースで差し届かず首差2着に敗れたが、そこからチューリップ賞2着をステップに桜花賞をものにした。藤岡師は当時を振り返りつつ、この一戦への意気込みを伝える。

 「ジュエラーのシンザン記念は後方からいい脚で伸びてきたけどね。惜しかった。ツヅミモンは競馬が上手。ジュエラーと一緒で期待しているからこそ牡馬相手の重賞にぶつける」

 追い切りは秋山を背にCWコース。6F84秒4〜1F11秒8と直線、鋭く伸びてオリエント(4歳500万)に2馬身先着だ。秋山が「動きますね。楽しみ」と期待を口にすれば藤岡師は「しまいビッシリやったことで反応が良くなるはず」と上積みを強調。厩舎の偉大な先輩が通った道を歩み、春の大舞台を目指す。

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2018年1月5日のニュース