【YJSファイナルR】船橋・臼井が初代王者!1点差接戦制す

[ 2017年12月29日 05:30 ]

笑顔を見せるプレゼンターの田中将大(左)と(右から)3位の森裕太朗、優勝した臼井健太郎、2位の岩崎翼
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 中央VS地方の若手騎手による戦い、ヤングジョッキーズシリーズ(YJS)ファイナルラウンドが28日、中山で行われた。前日の大井とこの日の2鞍、計4鞍の着順点で争われ52ポイントを獲得した船橋・臼井健太郎(20)が総合優勝。初代チャンピオンに輝いた。

 1点差での優勝を知ると「2戦目の直線で最後に内外迷ったのは自分の経験不足だったが、優勝できて良かった」と笑顔を見せた。大井の1戦目で勝ち星を挙げた勢いのまま、初参戦のJRAでも好騎乗。初戦は11番人気7着、2戦目は9番人気4着と、共に人気薄で奮戦。

 来年4月からはデビュー3年未満の減量特典がなくなり、YJSの出場は今年が最初で最後だ。「いい経験ができた。また南関でも頑張りたい。今度は自分の実力でここに来られたら。夢はG1騎乗です」。一度しかないチャンスをものにした若武者が、経験を糧に飛躍を誓った。

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2017年12月29日のニュース