【細原・騎手で獲る 特別編】5日京都11R 走りが進化したキングズガードで勝負

[ 2017年11月5日 08:00 ]

 年齢を重ねて新たな適性が生まれるのは、よくあること。気性面での“ズブさ”もあるが、総じて晩成タイプに多く見られる。8歳時の天皇賞・秋でG1初Vを決めたカンパニーは、その後のマイルCSも勝ち“2階級制覇”を達成。91年の有馬記念で大番狂わせを演じたダイユウサクはマイル戦から一気の距離延長でビッグタイトルを獲得した。血統も含め馬の本質はレースを重ねて見えてくる。

 みやこS(京都11R)の◎キングズガードは2走前のプロキオンSで重賞初V。苦手な左回りを克服。調教法を変えるなどフォームを矯正した陣営の努力が実った。進化の走りを見せたのが、前走の盛岡・南部杯。序盤から積極的な位置取りからロングスパートを決めて3着。瞬発力勝負の同馬には厳しい小回りの左回りという条件。そこをクリアした走りは高く評価できる。

 7歳で一戦級のインカンテーションに象徴されるように、シニスターミニスター産駒はダート路線で息の長い活躍を見せている。血統面での距離延長は心配なく、今回は叩いた上積みも見込める。得意の右回りで本領発揮だ!!馬券は馬単・馬連でテイエムジンソク、エピカリスが本線。トップディーヴォ、アスカノロマン、モルトベーネ、ローズプリンスダムを押さえる。

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2017年11月5日のニュース