【京都大賞典】スマートレイアーがV 武豊「タメにタメたんでラストはすごい脚でしたね」

[ 2017年10月9日 17:30 ]

 強豪牡馬を一刀両断!! 今年も豪華なメンバーがそろった第52回京都大賞典は、7歳牝馬スマートレイアーがV。上がりメンバー最速3F33秒4の鬼脚を発揮して差し切った。昨年の阪神牝馬S以来となる重賞4勝目。目標のエリザベス女王杯(11月12日、京都)に向け弾みをつけた。

 レースはスタートで挟まれ後方からの競馬。それでも武豊はすぐにリカバリー。道中はじっくり脚をため、直線勝負に全てを懸ける。淡々とした流れで進み、レースが動いたのは坂を下った直線手前。外から1番人気のシュヴァルグランが動くと、各馬も一斉にスパート。有力馬が外に持ち出すなか、スマートは内ラチ沿いをスルスルと進出。早め先頭に立ったトーセンバジルをラスト50メートルでとらえ、半馬身差退けた。武豊は「レース前から色々と考えていた。前に行く形も、今日のような競馬も。タメにタメたんでラストはすごい脚でしたね。最後の直線は進路を探すだけでした。次もラストチャンスのつもりでがんばりたい」と意気込みを口にした。

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2017年10月9日のニュース