【京都大賞典】スマートレイアーがV 武豊は史上初の同一重賞9勝目

[ 2017年10月9日 15:39 ]

<京都11R・京都大賞典>武豊を背にトーセンバジルを差すスマートレイアー(左)
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 秋の淀の伝統の一戦「第52回京都大賞典」(G2、芝2400メートル)が10日、京都競馬場11Rで行われ、武豊騎手騎乗の4番人気スマートレイアー(牝7=大久保厩舎、父ディープインパクト、母スノースタイル)が優勝した。

 勝ったスマートレイアーは昨年4月の「阪神牝馬S」(G2)以来およそ1年半ぶりの勝利で重賞通算4勝目。後方集団で折り合い、直線では最内をついて進出。最後は先に抜け出したトーセンバジルを半馬身とらえた。さらに首差の3着には1番人気のシュヴァルグランが入った。勝ちタイムは2分23秒0(良)。

 鞍上の武豊はスマートレイアーのコンビでは14年阪神牝馬S以来3年半ぶりのV。近走は先団での競馬が続いていた同馬を後方一気で久々の勝利に導いた。京都大賞典は連覇で通算9勝目。自身が持つ同一重賞最多勝利記録を塗り替えた。

 秋の古馬戦線の王道と位置づけられている同レース。15年の覇者ラブリーデイは直後に「天皇賞・秋」(G1)を、16年の勝ち馬キタサンブラックは「ジャパンC」(G1)を制している。

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