【細原・騎手で獲る　特別編】９日東京１１Ｒ　荻野極アキトクレッセントが得意舞台で大仕事

　飛躍を誓う若武者・荻野極の手綱に期待したい。月曜は自身３度目の東京騎乗。初遠征だった今年４月は、いきなり２勝を挙げる活躍で関東のファンを驚かせた。普段の筋トレはもちろん、休日も牧場へ足を運び馬に騎乗するなど日々の努力を惜しまないマジメな性格。先輩ジョッキー達とも積極的にコミュニケーションをとり、目標にする川田や、浜中などにアドバイスをもらい騎乗技術を磨いてきた。減量期間も残りわずか。ここで猛アピールして、激しい若手サバイバル競争を抜け出してほしい。

　鞍上は月曜７鞍。なかでも注目は東京１１Ｒ◎アキトクレッセント。これまでの全５勝はダート１４００メートル戦。東京も２走前の欅Ｓで実力馬エイシンバッケンの２着と好走するなど、コース適性は高い。前走のプロキオンＳ（７着）は一気の相手強化で前に行ききれず、チグハグな競馬になったが、この相手なら道中楽に運べるはず。得意の舞台で巻き返しだ！！　馬券は馬単と馬連。相手はラインシュナイダー、ウインムート、ラストダンサーの３頭に絞る。