【宝塚記念】中川師 アクター春天雪辱へ「気持ち乗せてきた」

[ 2017年6月23日 05:30 ]

<宝塚記念>ゴールドアクターを管理する中川師
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 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」は、宝塚記念にゴールドアクターを送り出す中川師を直撃した。

 ――ゴールドアクターですが前走(春の天皇賞7着)、レース前の雰囲気は?

 中川師 パドックでも妙におとなしい感じで、結果的に気が入っていなかったのかもしれません。

 ――3200メートル戦といえ痛い出遅れ。

 長距離戦といっても、あれだけ出遅れると大きな不利になったと思います。

 ――前走の敗因はそのスタートが全て?

 スタートと気持ちが入っていなかった点だと思います。

 ――この中間は何かそのあたりのリカバリーを考えて調教されたのですか?

 もちろんです。放牧には出さず、ずっと厩舎に置くことで徐々にゆっくり仕上げつつも気持ちを乗せていきました。

 ――1週前には横山典騎手が騎乗しました。

 頭の良い馬なので本番にも乗る騎手を乗せると今度は気が入り過ぎてしまう。だから最終追い切りは宮崎騎手に乗ってもらいました。

 ――宮崎騎手はどう言っておられましたか?

 2週前追い切りにも彼に乗ってもらったのですが、「その時と比べてずっと良くなってきた」と言ってくれました。

 ――阪神競馬場は初めてとなります。

 現状、考え得る不安点をあえて探せば、そのあたりだけだと思います。

 ――ただ過去の傾向を見ると有馬記念と宝塚記念の両方で好走する馬は結構多い。

 コース形態も似ているし、距離も近いですからね。ゴールドアクターは有馬記念で1、3着。フロックでないことを証明してほしいです!!

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2017年6月23日のニュース